【スパイラルスター・スプラッシュ】
ここからは2代目。
サキとマイになる。
前作の『雪空のともだち』同様、友情を描いた作品。しかし舞台は雪国ではなく、時間をテーマにしたもので、その世界観とかは楽しく鑑賞できたのだが、やはり前作と似たような展開なだけあって、本作が非常に薄く見えてしまう。というよりやはり前作が素晴らしすぎたのか…。
ただのしょうもない煩い喧嘩ばかりで、心の内が描ききれていない。50分という尺もあるのだろうが、初代の2作品と比べるとどうしても薄く感じてしまう。内容も闘いも。そしてキャラクターも。劇場版だけで判断するのは申し訳ないと思いつつも、2人の性格にそれほど差を感じなかった。どちらも結構強気で頑固。それもあるかな…。
このシリーズは、珍しく本編で喧嘩のエピソードがないらしく、そういった意味での本作でのテーマはまあまだ納得はできる。しかし僕の評価はあくまでシリーズとして見るのではなく、劇場版プリキュアのみで判断するので、前2作品と比較した評価がこれ。
ED曲はノリノリで好き。
