鶏肉

ブリットの鶏肉のネタバレレビュー・内容・結末

ブリット(1968年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

ぼんやり見てたせいか読解力がないせいかもしれないが一回見ただけではストーリーが把握出来ず。事後確認したところチャルマースは本物のロスを匿うために替え玉の男を警護させていたと。これを知ってもレニック夫妻の荷物が新品だらけだった理由がわからず、ロスはしっかり見張りがついていたわけでもなさそうでなんなら飛ぼうとしてたわけで、チャルマースの本当の狙いがなんだったのかピンと来ない(ブリットを陥れるならなんとかわかるが)。誰でも一度で理解出来る作りというかうまく描いてもらわないと困るなぁ。
彼女がブリットと現実世界を繋ぎ止めている存在として描かれており、ブリットが御礼を言うシーンはそのことに対してのものであるとの解説があった。それを踏まえるとラストシーンからはハッピーエンドと捉えられる。
とまあ色々賢者の知見を得てやっと解釈出来る。

ということでストーリーは置いといて(ウェブ上では脚本が破綻しているとのコメントも見かけた)、マックイーンとサンフランシスコの情景、車そのものに代表される60年代アメリカ的雰囲気がかっこよいので見れてしまう。それだけが理由でもう一度見ても良い。有名なカーチェイスは、この坂を見た誰かがここでカーチェイスやったらいい映像撮れそう!と思い立ちそれを実現するためにわざわざこのストーリーを作ったんじゃないかと思わせる程の見応えあり。滑走路での追跡シーンも然り。また音楽は映画の雰囲気を決定づけるクールさで長めのPVのよう。もう一度言うけどマックイーンがかっこいい。
鶏肉

鶏肉