べーやん

ブリットのべーやんのレビュー・感想・評価

ブリット(1968年製作の映画)
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先日車検だったのですが、店内にマックィーンのポスターが飾られており、マスタング好きの店主がこの作品について、「マスタングでカーチェイスするマックィーンがかっこいい」と熱弁していたので、観てみました。

たしかに、カーチェイスが始まった途端に曲が消え、エンジン音を魅せるシーンはかなりクールだった。
マスタングを運転するマックィーンも非常にかっこよかった。

ただ、表情にあまり変化がないので、主人公について掴みきれない部分があった。
犯人に逃げられてしまったり、そもそも配員少なくない?とか。
のそっと&ボケーっとしているから、犯人を見つめてないでしっかりしてよって言いたくなる。

顔だけ映し出されるシーンが多いのと、不要にも思えるくらい細かい描写が多い。
その分リアリティが増すと言われればその通りなのですが…。
まぁ、見惚れちゃうからいいんですけどね笑
ラストも、その後が気になってしまう。

そんなこんなありますが、先述したカーチェイスと、作品を彩るお洒落なジャズ、オープニングクレジットは渋くてカッコよかった。