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ブリットのopokoのレビュー・感想・評価

ブリット(1968年製作の映画)
3.8
2024/04/08視聴、U-NEXT

現在劇場で「月イチ35mmフィルム上映」で公開中だが、U-NEXTで配信されているので、月イチ35mmフィルム上映と同時期自宅鑑賞会。

スティーブ・マックイーンは、子供のころから名前は知ってる。「ゲッタウェイ」「タワーリングインフェルノ」「荒野の七人」等、自分でアクションをこなす俳優の先駆者的なイメージ。
じっくり彼の作品を観るのは初かも(タワーリングインフェルノは観てるけど、ほぼ覚えていない・・・)。

マックイーン演じるブリット刑事は、チャルマース議員から裁判の重要証言者であるジョー・ロスの保護を命じられる。
保護中に、ロスは部屋のドアを開け、入ってきた人物に射殺され、同僚のスタントン刑事も重傷を負う。
スタントン刑事の証言から、ロスがドアを開けたことを知ったブリットは、ロスが死んだことを報告せず、犯人と真実を追っていく。

終盤でどんでん返しもあり、追いつめていくシーンは、最近の映画にはない地道に走って追い詰めるのは、逆にリアルを感じた。

本作以外でも感じるのは、昔(というか1970年代くらいまで)の映画の方が射殺された人の描写などグロさがリアルな感じでがする。

そして昔の映画の方が音楽が効いているというか、歩いているところでも効果音のように音楽が流れるのはすごく印象的。

一番は、マックイーンのカッコよさ(いまさら)を再認識し、ハマりそうです。洋服のコーディネートが今でも全然ありで、超イケてます。
50歳と早逝で作品も限られていると思うが、マラソンしたくなりました。

紅一点のジャクリーン・ビセットがとっても素敵だった。
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