映画表現の教科書ですね
「ロシア革命の時代を描いたラブロマンス」といったところですが、
主人公のオマー・シャリフやジュリー・クリスティにあまり共感しなかった。
ジュリーの魅力にはメロメロになった。
冒頭、アレック・ギネスが出て、昔話が始まる。
最後にも登場して締めくくる。
主人公の二人は既に、この世にいないようだ。
歴史映画として大作であるが、
ソ連の社会主義国を自由の無い国として描く
東西冷戦時代の西側のプロパガンダ映画でもある
樹木や花を通じて四季と年月の経過を表現するなど
映画表現のテキストみたいな映画でもあります