醜聞(スキャンダル)に投稿された感想・評価(★2.1 - 3.0)

「醜聞(スキャンダル)」に投稿された感想・評価

いわゆる「熱愛記事」というものの馬鹿馬鹿しさ、マスコミへの痛烈な批判に満ちた佳作だが、物語の緩急が弱く黒澤らしいスペクタクルを感じない。テンポ良く展開するものの裁判モノとしては軽快過ぎるか。志村喬の…

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黒澤明が次に医者刑事の次に仕掛けるのは裁判劇

志村喬の演技が凄かった。今までのどの作品とも違う演じ方と喋り方をしていて、主人公たちの弁護士になるのだが裏切るシーンはとても虚しく悲しそうな表情をして…

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SNOW

SNOWの感想・評価

3.0

題材の割にはそこまでシリアスではなく、ホークスのコメディみたいな軽快なトーン。スキャンダル云々の話から完全に志村喬演じる老弁護士のエピソードにシフトしていくあたりもスクリューボール。この頃は千石規子…

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事実無根のスキャンダルをでっち上げられた三船敏郎と山口淑子、雑誌社を訴えるために雇った貧乏弁護士が志村喬。
主役は志村喬だが貧乏なうえ、結核の娘を抱え苦労が絶えないこともあり、雑誌社からの裏切りの誘…

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黒澤明監督の法廷劇です。通算10作品目、三船敏郎と志村喬のコンビでは4作品目となります。テーマは「弱きモノとして善く生きる」でしょうか。

これまで『酔いどれ天使』(1948年)を除いて三船敏郎の魅…

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R

Rの感想・評価

3.0
「じゃあ僕は一人でやります、僕は自分の気持ちを誤魔化して自分ばかりでなく世の中全体をいい加減なモノにするのは嫌だ」
hjktkuj

hjktkujの感想・評価

3.0

GHQ占領下の戦後5年間、日本人の精神性大改造計画の下、忠臣蔵以外の映画製作がやっと認められ、まだ世の中は貧しかったものの、娯楽に飢えていた庶民は、当然、映画館に殺到した。映画産業界にあっては、作れ…

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有名声楽家とのスキャンダルに巻き込まれた青年画家が、裁判で雑誌社と戦う。

三船敏郎演じる青年画家が主人公ではあるけど、実際は、彼の弁護を引き受けるダメダメ弁護士の改心物語。

ラストの台詞始め、あ…

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Jumblesoul

Jumblesoulの感想・評価

3.0

ガチな社会派ドラマかと思ったら、後半のコメディ・タッチの法廷劇がメイン。
主役は画家役の三船敏郎というより、『生きる』の渡邊課長の弁護士版みたいなキャラの志村喬。
見せ場は少ないが、山口淑子の美形っ…

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Hipposky

Hipposkyの感想・評価

2.5
236

初の松竹黒澤作品。とにかく安定している作風。安心、安定。
マスコミの名誉毀損を主題に、人間性の弱さに切り込むいい脚本。
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