このレビューはネタバレを含みます
伊豆で偶然居合わせた若い男女が旅館で一緒にいる姿が写真に撮られ、雑誌社により過激なスキャンダルとして掲載されてしまう。事実と異なる捏造記事に激怒した青年は雑誌社と裁判で争うことに。そんな彼の元に蛭田…
>>続きを読むマスコミ、ジャーナリズムへの問いかけ 今の時代に見てもとても共感できる内容かと思います。
蛭田弁護士を演じた志村喬さんが大変良かったです。
一番 等身大の人間でした。
苦しい立場の弁護士がどう行動す…
このレビューはネタバレを含みます
芸術家、記者、弁護士。どれも似ている。事物を解釈して伝える。自分の産物に責任を持てるかどうか、虫か星か。
来年からは、と責任を先送りにする人。あるある。そのクリスマスシーンは憐れで印象深い。希望的解…
北野武監督の『首』を観たら、黒澤監督の作品が観たくなって、本作を引っ張り出しました。
三船敏郎×志村喬のいつものタッグは観る者(わたし)をワクワクさせてくれます。しかし、改めて思った。三船敏郎って…
黒澤作品で一番好き!
社会正義の実現なんて「ケチ臭い」事で、一個の魂の救済を重く見るのがいい…
クライマックスシーンの「蛍の光」をサザエさんパーマの女給が我と我が身を振り返りながら、調子っぱずれに泣…
三船敏郎主演の社会派映画かと思いきや、志村喬の個人的な再生譚だなコレ。
クサすぎるほどのヒューマニズムだが、嫌いじゃない。
マスコミと大衆の描写が現代と全く同じ、進歩のないこと。
手練手管の悪党で…
2023.10.31
マスコミに翻弄される男女二人と弁護士のお話。これまでの三船と志村喬の上下関係が逆転してるのが面白い。
たまたま安芸高田市の石丸市長と中国新聞の記者とのやり取りを見たところだ…
松竹株式会社