北野武監督作品で唯一手を付けていなかった映画。厳密に言えばコレは[ビートたけし]名義なので別物としてそっとしておいたのですが…タイトルのインパクトから 僕が真っ先に見ておくべき作品だったのかもしれません。。
カーセックスがしたい。
この一心でダンカンが車をゲットしようとする所からどんどん話が逸れはじめ…最終的に巨大なハエ男にまで変貌を遂げているという…とにかく無茶苦茶過ぎる映画。とりあえず言っておきます。ダンカンばか野郎!
相当、酷評だったらしいですが…このくだらなさ、嫌いじゃないです。ちょっと長すぎる気もしますけど。でもやってる事ってこの頃の北野映画とそんなに変わらないと思うんですよねぇ。変に軍団のコネタを入れたがるし。
ちょうど武のバイク事故とカブってるけど…事故前の撮った作品なんですよねぇ。遺作がコレだったらいったいどうなっていただろうか。。敢えて御蔵入りという案もきっとあったであろう。。
とにかくこの映画…今だったら皆さん温かい目で見れるはず。