小学生の時に映画館で見れてよかった。夏休みに津田沼で見た気がする。
ジェナーロがトイレに隠れてT-REXと鉢合わせするシーンで笑い声が起きたのも覚えてる。
グラント博士がレックスに言う「理由もなく嫌っちゃいけないよ」はそのまま子どもに伝えている。
そして絶妙な「白ウサギ計画」というキモ名称。
ラスト。ローラ・ダーンがレックスの展示物から落っこちて、ラプトルと対峙する時の顔が大好き。
あとハエ男を数学者に指名したキャスティング。この映画が言いたいことはすべてマルコムが言ってくれてるところからして、もはや主人公(原作では死ぬんだっけ?)。どんなときでもユーモアを忘れず、飄々としていて、利他的で、子どもを気に掛ける彼の姿はアカデミーベストファーザー賞(離婚してるらしいが)。
大人になっていろんな映画を見て、そのたびにATBも更新されてきたけど、やっぱり見て心が踊る映画というのは、子どもの頃に見た映画なんだよな。つまりそれって、もう子どもの頃みたいなワクワクができないってことなんじゃないかと思うと、とても寂しい。ありがとうスピルバーグ。
恐竜ブームの火付け役とよくいわれるが、全くそのとおりで、この映画がなきゃ、人はいまだに「ティラノサウルス」「トリケラトプス」「ステゴサウルス」くらいしか知らなかったんじゃないか。今日、「ラプトル」とか「アロサウルス」が知られているのは、この映画のおかげだろう。違うかな?
25年越しに原作読んでみようかな。