アルティナ

ジュラシック・パークのアルティナのレビュー・感想・評価

ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)
5.0
「日常的には体験できないような事を見せてくれる」のが、映画の魅力のひとつであるように思っていますが、この映画はその点で100点満点!

ヘリコプターでジュラシックパークに向かい、テーマ曲が流れる所からワクワクが止まらなくなり、恐竜の卵が孵化するシーンがあったり、リアルに呼吸している病気のトリケラトプスに触るシーンがあったり、T-REXやラプトルと対峙するシーンがあったりと、とにかく恐竜の出し惜しみをしないサービス精神を感じますね。誰も見た事がない恐竜の存在感を、こんなにも感じさせてくれる映画は他にないでしょう。

登場人物も皆、魅力的に描かれていて、中でも私のお気に入りは「グラント博士」とハモンドの孫の「レックスとティム」!グラント博士は機械オンチで子供嫌いですが、恐竜に関する知識をたくさん持っているためジュラシックパークでは誰よりも頼りになる存在ですし、またグラント博士がレックス&ティムと一緒に行動する内に子供に対する気持ちが徐々に変わっていく所も大好きですね。帰りのヘリコプターでの彼の表情には、胸にグッとくる物がありました。
それから、レックスとティムもめちゃくちゃ可愛くてイイですね!

今、改めて見ると「いくらなんでも無茶苦茶な安全管理体制」などツッコミどころはありますが、初めて見た時のワクワク感や恐竜の実在感など、今でも心に残っている偉大な映画です!
文句なしで5.0点つけさせていただきました(´・ω・`)