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ヒューゴの不思議な発明のLEOのレビュー・感想・評価

ヒューゴの不思議な発明(2011年製作の映画)
3.8
『タクシー・ドライバー』のマーティン・スコセッシ監督が描いた「子供たちを連れて行けるスコセッシ映画(ジェームズ・キャメロン談)」w

マーティン・スコセッシ監督がファンタジー映画を撮ったと思ってワクワクしながら観たが、そーでもなかった。
もっとファンタジックな話だと思って。
しかもヒューゴは発明してないよねw
実際は、実在の人物・ジョルジュメリエスと駅の構内に隠れ住む孤児の少年が心通わせるヒューマンドラマだけど、自分は好きなテイストです。
とにかく画が徹底的に綺麗。
『アビエイター』もあるし、もう『タクシー・ドライバー』のマーティン・スコセッシという枕詞はやめよう。

多分『ニュー・シネマ・パラダイス』と比較されることも多いんじゃないかと思うけど、それも相応しくない。
『ニュー・シネマ・パラダイス』はジュゼッペ・トルナトーレ監督の、本作はマーティン・スコセッシ監督の映画愛が詰まった作品で、比較できるもんではないからね。

「夢はどこで作られると思う?周りを見てごらん、ここだよ!」

映画という魔術が人々の心を動かし夢見る力を与えてくれることを感じさせてくれる、映画好きの大人たちはもちろん子供たちも十分満足できるであろう素敵な映画です。
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