マーティン・スコセッシらしからぬ映画。
現実のお話の中に、ファンタジーが自然に取り込まれてるような映像や展開。
さらに、クロエ・モリッツの美しさよ。
子役の頃から崩れない美人。
親父役でジュード・ロウが出てくるのだけれど、ジュード・ロウが出る以上、この人物はあとから凄く重要なキャラになっていくんだって思って見ていたのだけれど、ホントカメオ出演レベルでワンシーンの出演だった。
目線がすごいぶれてしまった。
映画の創成期に活躍したけど、現状過去を塞ぎ込んでる監督に、行くあてのない主人公の話が絡んでくるんだけど。
全然お互いの話が噛み合ってなくないか?って思ってしまった。
気持ちいいカタルシスを得れない。
お互いの塞ぎ込んでたものが、最後消化されるっていう気持ちよさは感じれなかった。
映像の力なのか、現実とファンタジーの融合感は素晴らしかった