すごく面白かった!
なんかもっとファンタジーな感じかと思ったら全然そんなことなく。
父親の唯一の形見である、からくり人形を修理しようと、おもちゃ屋さんでオモチャを盗んでは部品を集めるヒューゴ。
駅の時計台の中に住むヒューゴを怪しむ鉄道公安官。
ヒューゴのメモ帳に書かれたからくり人形の絵を見て驚くおもちゃ屋の店主。
おもちゃ屋の店主に引き取られた両親のいない女の子。
父親からのメッセージがないかとからくり人形をどうしても治したいヒューゴが女の子やおもちゃ屋の店主と関わり、次第にそのからくり人形の謎が解かれていくというお話。
画がすごく綺麗だし、それぞれのキャラクターの特徴もあってすごく好きだった。
特におもちゃ屋の正体が分かっていく過程では、過去を忘れたい本人と忘れて欲しくない周りとがだんだん溶け合ってきて…っていう感じが良かった。
普通に素敵な作品です。観てみて下さい。