第二次世界大戦中、ムッソリーニが失脚し米軍が上陸した頃のイタリア。
6つのエピソードからなる、ロベルト・ロッセリーニの戦争三部作の一つ。
戦争の影響は様々な形で表れる。
【エピソード1】
村娘に独…
ロベルト・ロッセリーニ監督の1946年の作品。これは私が学生時代に、東京のどこかで自主上映されたのを観に行ったんだけど、フィルムが相当傷んでいて始終雨が降っているような状態だったし、おまけに途中でフ…
>>続きを読むイタリア映画のネオレアリズモの傑作と言うだけでは、この映画の素晴らしさを言い表わすのに充分ではないだろう。
当時ロベルト・ロッセリーニ監督の助監督であり、共同のシナリオライターであったフェデリコ・…
ロッセリーニの戦争ものはイタリア語によるイタリア人の視点で作られているので、ハリウッド的な、正義のアメリカ、イギリスvs悪のナチスドイツという世界観とは違う作品になっている。かと言ってムッソリーニを…
>>続きを読む戦地でのさまざまな人間模様を6部に分けて描いたフィルム。第6部で捉えられた船と水の生々しさが凄い。物語としては第2部、第5部が好み。人物描写の生々しさに、パルチザンって本当に一般人が戦っていたんだな…
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