戦火のかなたの作品情報・感想・評価

『戦火のかなた』に投稿された感想・評価

3.8
417件のレビュー
やまと

やまとの感想・評価

4.6
めっちゃ好き。戦争を第三者目線から見てる感じがなんか皮肉がきいててとてもよいです。ただ全てが残酷。対立したらわかりあえない感じがつらいですね。同じ人間なのに。
pier

pierの感想・評価

4.0

第二次世界大戦中、ムッソリーニが失脚し米軍が上陸した頃のイタリア。
6つのエピソードからなる、ロベルト・ロッセリーニの戦争三部作の一つ。
戦争の影響は様々な形で表れる。

【エピソード1】
村娘に独…

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ロベルト・ロッセリーニ監督の1946年の作品。これは私が学生時代に、東京のどこかで自主上映されたのを観に行ったんだけど、フィルムが相当傷んでいて始終雨が降っているような状態だったし、おまけに途中でフ…

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94

94の感想・評価

-
オムニバスだからテンションが続かず、観てるのがキツかった。
最後の川での戦いが1番いいけど、ラストめちゃくちゃあっさりし過ぎでビックリした。

イタリア映画のネオレアリズモの傑作と言うだけでは、この映画の素晴らしさを言い表わすのに充分ではないだろう。

当時ロベルト・ロッセリーニ監督の助監督であり、共同のシナリオライターであったフェデリコ・…

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フィルムに焼きついた克明な戦後イタリアの姿にただ圧倒された。ストーリーに没入させながらも、剥き出しの現実を見せつけられるのはロッセリーニだけだろう。
咲

咲の感想・評価

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第二次世界大戦期から戦後のイタリアを、南部から北部までの短編エピソードで綴ったネオレアリズモの傑作。
ICHI

ICHIの感想・評価

3.6

ロッセリーニの戦争ものはイタリア語によるイタリア人の視点で作られているので、ハリウッド的な、正義のアメリカ、イギリスvs悪のナチスドイツという世界観とは違う作品になっている。かと言ってムッソリーニを…

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床ずれ

床ずれの感想・評価

3.5
爆撃されて残骸だらけの人影のないフィレンツェの街を、男女が隠れて走るショットがよかった。ジョルジョ・デ・キリコ的白昼夢感。

戦地でのさまざまな人間模様を6部に分けて描いたフィルム。第6部で捉えられた船と水の生々しさが凄い。物語としては第2部、第5部が好み。人物描写の生々しさに、パルチザンって本当に一般人が戦っていたんだな…

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