安堵霊タラコフスキー

戦火のかなたの安堵霊タラコフスキーのレビュー・感想・評価

戦火のかなた(1946年製作の映画)
3.0
ロッセリーニの初期の戦争ものでは個人的に一番イマイチだった作品

フィルムの状態が悪いものをDVDにしたせいか夜のシーンがよく映っていなくてモヤモヤしたシーンが多々あって残念

あとオムニバス構成になってたけどどのエピソードも特段悪くないものの凄く良いってわけでもないものばかりで不満を覚えてしまい、無防備都市やドイツ零年のように鮮烈な描写の数々を期待していたから拍子抜け甚だしかった

でもゲリラ戦の描写にネオレアリズモの元祖らしいものが見られたのは、腐ってもロッセリーニと感心してそこは一安心