戦火のかなたに投稿された感想・評価 - 8ページ目

『戦火のかなた』に投稿された感想・評価

Frengers

Frengersの感想・評価

4.5
 すべてのパートが凄すぎる。移動の捉え方が余りにも白眉。遠景/近景の扱い、複数の言語が飛び交うことで生まれる立場の同意/反駁も「大いなる幻影」の系譜?
Ricola

Ricolaの感想・評価

3.5

ロッセリーニの戦争三部作の2作目。
6つのエピソードで構成されたオムニバス形式の作品。

当時のイタリアでは、ムッソリーニはすでに失脚しておりドイツが敵に回っていた頃である。


全話通して戦争によ…

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ゴマ

ゴマの感想・評価

3.6

オムニバス形式の戦争映画。全6話からなる。
個人的には第二話が良かった。しかしどの作品にしろイタリア・ネオリアリズモの作品というのはまるでドキュメンタリー映像を見ているような感覚になって画面に食い入…

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43年連合軍のシチリア上陸から北進までの6つのエピソードからなる作品。ロッセリーニの戦争3部作と呼ばれる『無防備都市』『戦火のかなた』『ドイツ零戦』の2作目。どのエピソードも実際の記録映像を頭に据え…

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このレビューはネタバレを含みます

夜 昼 戦後 戦中 瓦礫 銃声

信用 会話 ホームシック
拾いタバコ 人形劇 人種 家
米兵 市民 ヒーロー 希望の人
銃声が当たり前 …

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milagros

milagrosの感想・評価

4.2
決定的な場面をすーと通り過ぎていくカメラが恐ろしくリアル。欠片が見せる全体への志向、ひとつの大きな物語にまとまらない個別の悲しみがある。

おそらく多くの観客が気になっているであろうジュリエッタ・マシーナの登場シーンは第四話で登場する宮殿の階段に座っている女性である(らしい)。が、そもそも私は宮殿も階段も見つけられなかったので見つけたら…

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kikawa

kikawaの感想・評価

5.0

断片によって一つの全体像を描き出す構成や、リアリズムを追求した画期的な表現方法において、『戦火のかなた』と『市民ケーン』とは全く異なる文化を持ちながらも双子のように類似していると思った。そして、ほぼ…

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atsuki

atsukiの感想・評価

3.0

戦火が隔てたもの。イタリアのかなたがオムニバス形式で繋がっていくが、パイサを呼ぶ声は聞こえそうもない。ただ日本公開の際に、検査によって5分の1もカットされながら「すさまじいの一語につきる」と評価され…

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WG

WGの感想・評価

3.8
ロッセリーニ 戦火のかなた。WW2末期のイタリアのオムニバス。おもちろい。でもなあこゆの見るとやはり清水宏「蜂の巣の子供達」全然まけてないと思うのになんでDVD化されてないのかよくわからん。

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