蜷川実花さんの動く写真。
動くだけで素晴らしいじゃないですか、監督一作目だもの。
美術衣装とか視覚的要素を蜷川さんが、監督は別の人の方が映画としては上手くまとまったのかもしれないけど。
いいじゃない、監督一作目だもの。
江戸時代にはありえん現代的色使いにゼブラやギンガムチェックまで登場して、そこにジャズやタンゴやテクノっぽい音まで流し。
なのに”それっぽい”だけじゃなくてしっかりカッコいいと思う。
時々よく見ると蜷川さんの撮った写真をプリントした着物を着てたりするのも、ならではで面白いと思うなあ。
物語が入ってくるとかこないとか演技が上手いとか下手とかをすべて無視して、目と耳で感じたスコア5。
まあ私は蜷川実花が好きだから！としか言えないかも。
土屋アンナの演技にヒヤヒヤだけど、夏木マリが出てくると安心する。カッケー。
はにかむ小栗旬の花屋さんが激カワ。
