たけp

さくらんのたけpのレビュー・感想・評価

さくらん(2007年製作の映画)
2.0
原作漫画は購入済
ちなみに安野モヨコのサイン入り

主人公・きよ葉(土屋アンナ)のセリフが棒読み
いくらなんでも演技がひどすぎる

粧ひ(菅野美穂)が人気遊女だというのは説得力あるんだけど、きよ葉が一番人気になる展開には納得ができない
どう考えてもあのキャラクターじゃ人気でないだろ

入浴シーンでひたすらオッパイだけをドアップで映すギャグみたいな演出
映画館の客はどんな表情でこれを見てたんだ

原作の最終回は映画の中盤で消化する
後半は映画オリジナルの展開
清次(安藤政信)の「無駄に涙を流すな、泣くなら客の前で泣け」は花魁の世界をうまく表してる

原作のミスだけど足に泥を塗っただけで吉原を脱走できるってのは嘘
当時は手形がないと女は出られない

音楽面はマイナス
椎名林檎の英語の歌が画面にあってなかった
もちろん「鬼平犯科帳」が洋楽のGipsy Kings「inspration 」を使って成功した例はあるけど

粧ひ
「人より多くもらう者は人より多く憎まれる」
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