“念”のようなものが宿っているという点で1976年のキネマ旬報の1位が『青春の殺人者』で3位がこの作品の並びになるのは超納得だし、この両方で抜群の存在感を放つ原田美枝子の童顔からは想像できない美巨乳…
>>続きを読むお遍路さんの少女が、なぜお遍路さんになったのか?
彼女のある意味回想形式で構成された壮絶な人生です。
13歳で売られたおりん。
しかしこの少女の気性の荒さや反抗的な攻撃、誰にも媚びず生きる姿が描かれ…
山育ちで孤独な13歳の少女が売春島に売られる話。
もののけ姫と千と千尋の神隠しを足して割ったような設定の映画。
原田の16歳とは思えない演技が凄すぎる…
「他人は信用するな!他人は全員鬼と思え!」っ…
大地の子守歌、観ました。素九鬼子さんの感性は私に合います。幼い少女にとっては厳しい現実の中でなんとか自分を見失わずに生きるおりん。その強さはおりんが寝そべる大地から与えられたもののはず。けっんかっ早…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
田中絹代「なんちゅうかわいらしいお遍路さんやろか」
おりんは熊避けの鈴を田中絹代演じる農婦から授かる。その鈴をつけて無邪気に跳ね、おむすびを丸々たいらげる姿が愛嬌すぎる。しかし、実はかなりのパ…