すごいな…。
確かに無駄なんだけど、無駄が潤滑油になってる。
外国では日常的に「I love you.」って言うけど、日本ではそんな頻繁に愛を囁かないから、勇ちゃんが「ありがとう」と同じ意味合いで「…
最初ちょっと地味だったけど徐々に面白くなってくる。構図とか色合い、カットが独特。脚本も面白い。個人的にこういった小さなテリトリーの中の話が好き。「おはよう」とか天気の話とか小学生には全部無駄に見える…
>>続きを読む土手沿いの新興住宅地(これも時代か)を舞台に、4軒の家庭と子供たちを中心としたホームコメディ。笠智衆と三宅邦子の2人の男の子がテレビ見たしと騒動を巻き起こす。小津作品のなかではコメディ色が強く、また…
>>続きを読む人生初の小津安二郎作品。
ある新興住宅地での群像劇。
日常をごく自然に淡々と描いているが、テーマがちゃんとある。
皆が感じているが言語化するまでいかないものを捉えるとはこういうことかと言った感じ。…
テレビを見るため隣の家に入り浸る実と勇。そんな息子に呆れた母・民子と父・敬太郎は息子たちを叱る。無駄口を叩くなと言われた実と勇はそれから誰とも口を利かなくなる。やがて彼らのその行動が近所中に一波乱を…
>>続きを読むこれが世界の小津安二郎か。凄い。フレーム内フレームの雨霰。そこから飛び出す様に大人の価値観に抵抗する子供達。大事な事もだが無駄な事すら言わなくなってきてる今日この頃。何気ない日常に日本の無駄の美学と…
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