うりた

お早ようのうりたのレビュー・感想・評価

お早よう(1959年製作の映画)
5.0
2020.05.10
二度目の鑑賞。
やっぱり大好きだなあこの映画…

お早う、さよなら、いい天気ですね
無駄な会話が世の中を動かしてるって本当にそう。大人になればなるほどよくわかる。
私なんかそれでセールスしてるんだからって、英語の先生のお姉さんのセリフ好きw

そこから、無駄なことばっかりじゃなくてたまには大事なことも言わないとって話しに繋がるのがキレイだし、なるほどな〜って思わされる。
英語の先生とセツコの結末はいかに…!

勇ちゃんのアイラブユーは最強。

テレビとか西洋の寝巻きとか(酷い呼び方www)セリフやセットを通じて高度経済成長期の日本の暮らしを生き生きと描いてて面白い。

小津映画らしくカメラは全然動かないのに、構図もカット割もセンスがある。
1959年製作ながら土手や体操のシーンなんてもうミニマルデザインだよ…すごくオシャレ。
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