お早ように投稿された感想・評価 - 157ページ目

物語の主題は、タイトル、ラストの駅のホームでの2人の会話、その他の事柄からも明らかですが、ストーリーの転がり方(些細な勘違いの連鎖 )から、小津安二郎の「井戸端会議好きなオバさんの話は信用ならん！」…

終戦14年後に製作され、その14年後に自分が生まれ、『お早う』に画かれた風俗の余韻のなか育って40年も´д` ;が経とうとしている。
日本人は目まぐるしい時代を駆け抜けてきたのだなとしみじみと思った…

大人「子供がテレビ観るのは時間の無駄」
子供「大人のあいさつの方が無駄だ」
一見無駄に思えるようなことでも、実はそれが潤滑油になっている。これがなくなったら、味気ない。この台詞に尽きる。
勇ちゃんか…

徐々に家庭に電化製品が入り始めた昭和30年代の新興住宅地が舞台で、住宅地の奥に見える多摩川の土手が印象的。子供達のやり取りや、お揃いのセーター、おならネタ、覚えたての英語がかわいい。黛敏郎の音楽もか…

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