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光る眼のHKのレビュー・感想・評価

光る眼(1995年製作の映画)
3.0
カーペンターがリメイクにフェミニズムを導入したのは正解だったとオリジナルの監督ウォルフ・リラは述べているが、それよりもやっぱ“厩”だよなあ。オリジナルの製作時、処女懐胎を扱っていることからカソリック教会の反発を恐れたMGMは聖職者のキャラクターを丸ごとカットしたが、もちろんカーペンターはそのままやる、どころか出産場所を厩にして宗教色さらに倍でどや!って辺りがなんとなくロックで、らしい。らしいといえば、レンガの壁は劇場鑑賞時から今どきマジか!と思っていたのだが(オリジナル通りなのだが)、これはデヴィッド・ヒメルスタインのリメイク脚本にはなかったものだという。ちなみにこの企画を最初にオファーされたのはウェス・クレイヴンだった。
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