鍋レモン

光る眼の鍋レモンのレビュー・感想・評価

光る眼(1995年製作の映画)
3.7
⚪概要とあらすじ
SFスリラーの古典的名作「未知空間の恐怖/光る眼」をリメイク。

静かな町に暮らす住人たちが一斉に昏睡状態に入り、その後、受胎可能な女性たちが同時に妊娠するという異変が起こる。政府の調査も行なわれるが、原因は不明のまま。その後、生まれた子供たちは急速に成長する。高度な知性と光る眼を持っていた彼らの周囲では不可解な現象が多発。科学者のバーナー博士から光る眼の子供たちが地球上の生命体でないことを明かされた医師チェフィーは彼らに立ち向かおうとするが……。

⚪キャッチコピーとセリフ
“子供たちに気をつけろ!”

「人知を超える謎もあるってこと」

⚪感想
SFスリラー作品。

突如一部の町にいた住民が全員気絶。混乱に陥るも突然目を覚ます。そして女性は妊娠を。

ザSFスリラー的な冒頭の展開。不穏しかなくてテンションが上がる。
パーティーにいた全員が倒れているシーンの不気味さに拍手。

マーク・ハミル若すぎる。
若干ブラッド・ピットみを感じる。
池田秀一さんの吹き替えも好み。

アラン役はスーパーマンで有名なクリストファー・リーブ。落馬事故前の最後の主演作だそう。
ささきいさおさんの吹き替えなのでシルベスター・スタローンみがあった。

ジルを演じたリンダ・コズラウスキー。
『クロコダイルダンディ』のヒロインの方。

第16回ゴールデンラズベリー賞ワーストリメイク賞にノミネートされたそうだけどそんな悪くないと思う。

生まれた子供たちみんな白髪で可愛い。
アランのところの娘マーラだけ異常に生意気だし偉そう。デヴィッドは逆に優しそう。

この時代なのでしょうがないけど目の光り方かチープ。
しかし愛おしい安っぽさ。



⚪以下ネタバレ



結局ほぼほぼ謎という。

⚪以下ストーリー(Wikipediaから引用)
カリフォルニア州の海沿いにある村ミッドウィッチ。ある日、街中の人間全員が午前10時に気を失い、6時間後に目を覚ますと、街の女性全員が妊娠していたという奇妙な事件が起こる。その女性たちから生まれた男女同数の子どもたちは、成長すると不気味な光る眼で大人たちの精神を操り、邪魔する者たちを容赦なく排除していくのだった。

医師チェフィーは、子供たちとの間の壁を崩そうと努力する。しかし、妻が我が娘マーラに操られて自殺させられ、さらになおマーラが親の愛に付け込んで自分を利用しているのを知り苦悩する。一方、「連れ合い」を生体解剖されて一人になってしまった少年デヴィッドは、「連れ合い」の母メラニーの自殺を機に、仲間とは異なり人間の情に目覚める。そのため、仲間のマーラたちから白眼視されるのであった。

ある晩、ついに村人たちは暴動を起こすが、子供たちに容赦なく鎮圧される。その時チェフィーは、彼らの真の正体を突き止め、彼らの陰謀を阻止しようと最後の対決に臨む。壁を崩そうとしてきた彼が、心を読まれないよう固い「壁」を思い描いて…。

そしてすべてが終わったあと、デヴィッドと母親のジルは村を捨て、一筋の希望の光も見えぬ夜闇の中へと去っていった。

⚪鑑賞
午後のロードショーで鑑賞。
鍋レモン

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