とある平和な国が突然、戦争をはじめる。
何処でも戦争したい輩はいるもの、好戦派の取り巻き連中に国王が取り込まれてしまったのだ。
愛する者を戦いに行かせたくない女性たちの影響で
反戦に目覚めた伯爵にイ…
積みDVD消化。
小津は中学生の時に観たこの作品がきっかけで映画監督を志したとか。伯爵の神々しい蘇生劇以降、宗教的信条に依存し過ぎている嫌いはあるものの、結果的に現代社会への警鐘に満ちた作りが小津…
内容的には(問題はありつつも『國民の創生』との比較において)現代にも通じる倫理観でありながら、戦闘シーンなどにおいて、そのスペクタクル性が前面に出ているバランスが映画史の結節点として面白い。砂埃や煙…
>>続きを読むCivilizationとは皮肉なタイトル。現代版キリストの受難劇と「文明化された」人類の愚かさを描いたインスの反戦映画。キリスト教の精神は正直よく分からないけれど、第一次世界大戦への非難がはっきり…
>>続きを読む傑作だけど、凄く変な映画。戦争を始めた張本人である国王の霊体がキリストの魂に導かれて悲惨な戦場を案内されるシーンは『キートンの探偵学入門』を連想した。独房の壁に開いた穴がまるでスクリーンのように戦場…
>>続きを読む