虚実入り混じった入りが一瞬でフィクションに転じていく田中邦衛の存在が素晴らしい。その後の警察をおちょくりまくるのも最高。
画面も話もジメジメしてる。
緑魔子の去り際がクール。
伊藤智生のすごい声。
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杖とも柱とも頼んで老後を託した子に戦死されて、裏長屋に置いていく親たちが世の中にはどんなに多いことだろう。戦死者の遺族と同じ心になって泣いてくれるのが「世間」ではない。世間の姿を見ると浅ましい。狡猾…
>>続きを読む森崎東のATG。ATGらしい青さとラジカルさがあった。
急にアナーキーになるラスト、ちゃんと力強くて良かった。小手先じゃなくて真摯に表現しようとしてる感じした。
室内に複数人いる場面、全部良かった…
松竹を退社しフリーになった森崎東監督の一本目。映画制作を志す若者たちと好きなように作ったATG映画。主演は後に「ゴンドラ」(1987)を監督し、その後AVの道に進んだTOJIROこと伊藤智生(当時 …
>>続きを読む田中邦衛が緑魔子を"救う"シーンが出色。手にされた銃は痒み止め(軟膏?)に変わり、そしてチンコを握る。寛解を通過したチンコは、もはやトラウマを想起させるチンコではない。翌朝田中邦衛が卵を持っているの…
>>続きを読む2022/2/14
映画のスタントマンをしている黒木太郎と、彼を“文句さん”と呼ぶ銃一たち。森崎東監督だけあって、誰も彼もが濃いキャラクター、まともな人がひとりもいない。が、時代の流れに乗れなかった…
このレビューはネタバレを含みます
一癖も二癖もある男や女が次から次へと出てきて、纏まりのない作品かと思いきやひとりひとりの気持ちが理解できて最後まで映画にのめり込みました。監督の技ですね。
主人公である田中さんは存在感を放っていまし…
この映画にチョイ役で出ている岡本喜八の「近頃なぜかチャールストン」同様、戦中派の思いの詰まった映画。
ノミだらけの部屋で20匹の猫を飼う緑魔子。
今ではとても許されない動物虐待の描写。
ゲロを手で掃…
@ シネ・ヌーヴォ 57
実質主役(&ナレーション)の人の声って身長2メートルくらいある人の声よね…G馬場とかバレーボール選手とか。
さておき。
ここにもゲ…リバースのブツが。しかも塗れる系。…
シネ・ヌーヴォの森崎東監督特集で鑑賞。一周忌追悼特集で全作上映という太っ腹な企画^_^
この監督がATGで初めて撮ったのがこの作品。
題名の黒木太郎はスタントマン。冒頭でジープを走らせ警官をから…