松竹を退社しフリーになった森崎東監督の一本目。映画制作を志す若者たちと好きなように作ったATG映画。主演は後に「ゴンドラ」(1987)を監督し、その後AVの道に進んだTOJIROこと伊藤智生(当時 …
>>続きを読む田中邦衛が緑魔子を"救う"シーンが出色。手にされた銃は痒み止め(軟膏?)に変わり、そしてチンコを握る。寛解を通過したチンコは、もはやトラウマを想起させるチンコではない。翌朝田中邦衛が卵を持っているの…
>>続きを読む映画作りの裏側を見られるかと期待していたが、私生活の話だった。
物凄く個性的な俳優陣が揃っていて、それぞれの演技は素晴らしいが、ストーリーがいまいちだった。
訴えたいこと、表現したいことはわからない…
2022/2/14
映画のスタントマンをしている黒木太郎と、彼を“文句さん”と呼ぶ銃一たち。森崎東監督だけあって、誰も彼もが濃いキャラクター、まともな人がひとりもいない。が、時代の流れに乗れなかった…
森崎東は走り出す。何処までも映画を突き抜けて物語さえ置き去りにして。人が生きてることのパワーと人が衝突したり繋がったりすることで生み出されるエネルギー。凄い。私は人が嫌いだけれどこんな映画を観せられ…
>>続きを読む敗戦からおよそ30年を隔てたこの戦中派からの戦後民主主義批判は陳腐な論理(つーか没論理)とそれゆえに鮮烈な心情に寄せて描かれる。モンクさんの吃音、森崎湊の遺書、砲兵の歌。半分メタな新人キャスティング…
>>続きを読むんんん。もうねえ、自分とは全く肌が合わない、相性が悪かった、ってことで、はいオシマイってことにしようかね。潔癖を気取るわけじゃないけど、何か全体的に不潔感があって、生理的に受けつけない。やっぱり映画…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
一癖も二癖もある男や女が次から次へと出てきて、纏まりのない作品かと思いきやひとりひとりの気持ちが理解できて最後まで映画にのめり込みました。監督の技ですね。
主人公である田中さんは存在感を放っていまし…
この映画にチョイ役で出ている岡本喜八の「近頃なぜかチャールストン」同様、戦中派の思いの詰まった映画。
ノミだらけの部屋で20匹の猫を飼う緑魔子。
今ではとても許されない動物虐待の描写。
ゲロを手で掃…
豪華演者の活躍で楽しめるも物語のブツ切れ感が否めないので、主人公・黒木太郎の心情がイマイチ理解できない。何故仲が良い嫁を裏切ってしまうのか、弁解もしないのか、彼の正義感・原動力がよく分からないまま終…
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