COZY922

ハッピーフライトのCOZY922のレビュー・感想・評価

ハッピーフライト(2008年製作の映画)
1.2
TV放映で鑑賞。綾瀬はるかは可愛い。時任三郎、寺島しのぶも好き。岸部一徳の味のある演技も好き。でも、この作品は好きになれません。製作に全面的に協力しているANAが伝えたかったのは、飛行機を1つ飛ばすのにもたくさんの人が関わり、表から見えないところも含めたteamworkで成り立っているということなんだろうか。その点は伝わる作品になっていると思うけれど、乗客目線で見ると、見たくはない部分やあり得ないqualityが目につき不安と不快感のほうが勝ってしまいました。もちろん、これはフィクションだとわかっているし、コメディ要素の強い映画に深く突っ込んでも仕方ない。ただ、仕事と趣味の旅行とで1年に数十回飛行機に乗る身からすると、頼りない副操縦士やスパナを無くす整備士はフィクションとわかっていても気持ちのいいものではないです。実際にはそんなCAいないと思うけどバードストライクのこともよく知らないCAもあり得ない。ANAは好きなエアラインの1つだけに残念。映画のストーリーとしても個々のトピックがブツ切りなので、物語というよりも、オリエンテーションに使われる ”お仕事紹介ビデオ” のようになってしまいました。
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