『きちんとごはんを作ること。
だれかと一緒に食べること。』
『恋しい人が、帰ってくる。』
原作のなんとも不思議な世界観が表現されていてた印象。
鑑賞前に原作を読んでいたところ、作中の青年、林康介がだんだん西島隆弘本人としか思えなくなってきた覚えがある。
役と演者が一致しすぎて、時間の感覚が分からなくなるくらいだった。
原作であまりにも切なくなり過ぎてしまったため、映画でもこうなのかと思いながら観たけれど、そんなことはなく、不思議な“恋しい人”たちの食卓が描かれていた。
鑑賞後、やっぱり林康介と西島隆弘はハマっていたなと感じた。あのふわふわとした雰囲気がピッタリだった。