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ジョゼと虎と魚たちのパピコのレビュー・感想・評価

ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)
3.8
健常者と障害者の恋。
普通の大学生の主人公は足が不自由なジョゼに惹かれていく。

主人公の若さゆえの好奇心と親切心。
彼がいたからこそ見れた世界。同じ景色でも違ってみえた。2人の距離は徐々に近づく。
健常者と障害者の差とは。依存と自立と覚悟。

切ない。たくさん書きたいことがあるけどまとまらない気がする。

主人公は普通の大学生。あの歳で好奇心からあそこまで頑張れたのはすごいと思う。
家族に紹介するっていうハードルはあるよね。
障害の部分では彼女は主人公に依存していた。それは今まで自分のことを聞いてくれる人がいなかったからの彼女なりの甘さなのかな。

彼女は主人公に出会って外に出ることができた。そして人間関係の楽しさと苦悩を知ることができ、一段と自立することができた。たくましかったな。

障害の映画のように見えるけど、結局は健常者でもあり得る人間関係だったと思う。
障害映画として観たくない気がする。
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