両親もいなくて、壊れものと言われながら世間から隔離されながら育てられた少女ジョゼ。くらーい闇で孤独に生きてきた彼女が、普通の大学生恒夫に恋をし愛されて、初めて生きる喜びを知る。けど恒夫は両親へ彼女を消去しようとするあたりで彼女と一緒に生きる重みを感じ初めて最後は逃げ出してしまう。一度愛して愛される喜びを知ったジョゼは、恒夫が去ったあと、どれほど辛かっただろう…けど、自ら車椅子で外出し、前向きに生きるエンディングは、この恋が決してジョゼにとって辛いだけではなく、前向きに生きる第一歩となったことを示唆していて、良かった。ただの強がりなジョゼから、本当の意味で少し強いジョゼに成長したんだろう〜。
新井さん、いい味だしてます。
妻夫木くん、若いなぁ、かっこいい。演技派ぞろいで、過度な演出ごないからこそ、凄い深いテーマでも観やすい映画になってる。良作だと思った。
