YasuhitoArai

花嫁凱旋のYasuhitoAraiのレビュー・感想・評価

花嫁凱旋(1936年製作の映画)
3.5
堅苦しい田舎町で、地方紙に載った小説が破廉恥だとして婦人連で大騒ぎになるが、実は小説を執筆していたのは婦人連のトップの娘テオドラであり・・・という話。

スクリューボール・コメディ。台詞の応酬。堅苦しい田舎町に縛られていた主人公が、都会の男に出会い諭される形で抑えていたものが爆発する。都会の男の方も家柄や形だけの妻に縛られていて、後半は主人公が男を諭す形に。立場が逆転してどんどんわちゃわちゃしていって、最後はめちゃめちゃに。

メルヴィン・ダグラスの寄っ掛かっての立ち姿や、犬の可愛さが良かった。
でも一番印象に残っているのは地方紙の編集長役のトーマス・ミッチェルの演技の上手さ。台詞の話し方や表情が面白い。
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