福福吉吉

富江の福福吉吉のレビュー・感想・評価

富江(1999年製作の映画)
2.0
泉澤月子は過去の交通事故が原因で記憶を一部失っていた。月子は精神科医で催眠療法を受けた際、「トミエ」という言葉を発していた。一方、月子の住むアパートに1人の青年が引っ越してくるが、その青年は恐ろしいモノを部屋に持ち込んでいた。

本作は月子の過去の記憶について焦点が当たっていて、富江の正体や恐ろしさについて詳しく描写されていないように感じた。月子の過去に富江が関わっているのだが、最後に至るまで明確には描写されておらず、観ている側に想像させる程度なので観終ってあまりスッキリしなかった。
本作では富江を菅野美穂が演じているが、美しさより怖さや気味悪い感じが際立っていた。ホラーとしてはこれで良いのかもしれないが、男を惹きつける感じはしなかった。
いまひとつピンと来ない作品でした。
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