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富江のガリのレビュー・感想・評価

富江(1999年製作の映画)
3.0

富江ってこんなシリーズあるんや!
富江ブームの時はホラー怖くて観られなくて、1作だけしか観てないけど多分これじゃないんよね。

富江=菅野美穂は色濃いイメージで
富江シリーズコンプしようかな。

今回は
富江VSツキコ

ツキコの彼氏にとにかく執着する富江。

富江とは恐ろしく美しく、出会った男は彼女の虜になり、例外なく狂っていく。そしてその中のだれかが富江を殺す。
ところが殺してもバラバラにしてもその肉体の1部から再生できるとしか思えない。

ツキコの部屋の下に新たな住居人がくる。その男は何かを飼育していて、、

ツキコには写真家になる夢と同時に不眠症の悩みが。3年前の事故で記憶を無くし、それを催眠療法で不眠と記憶喪失を解決させようとする。

彼氏とは順風満帆だがツキコの友達とSEXしていて、
でも気づいていないツキコは幸せそうで、、しかし少しずつ断片的に思い出される記憶。

ツキコが気づいてない事も彼女は知っていて。

完全復活する富江とツキコは対峙することとなるも、、

どうなるか?


ちょっと昔の作品を観ると今とは真逆な魅せ方をしていてそれが面白い。
深く深く魅せようとしているのを感じ

今の
テンポよくより説明に力を入れて内容よりも理解してもらえるように

と本当に逆でおもしろい。
どっちが良いのかはわからないけど
観るがわを意識してつくっている今より
作り上げたものを観せたい!
これが私たちの成果です!
っていうやり方をみせられたら
かっこいいなと思う。

もちろんテンポ悪いし長いなって思う所もあるけど、脚色がきちんとしていて、
この時間帯にはこういう展開を入れればってのもすごくわかって

ノスタルジー、、
エモいとかは絶対言わんけども。
時代の良さがある。

今その時代の作品を観てしまうと
本当に緻密に繊細に組み立てられている様子にすごいなしか言えなくなる。
ガリ

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