えり子

達磨はなぜ東へ行ったのかのえり子のレビュー・感想・評価

達磨はなぜ東へ行ったのか(1989年製作の映画)
4.0
父が禅宗で、道元の本を愛読していました。
私も一神教より、仏教や自然に中に神が宿るとする神道に惹かれます。
韓国にかくも、静謐な仏教、禅宗を信じる人がいたとは、嬉しいことでした。
映像、音楽、全て日本ではないかと思う程でした。
鳥を殺した少年、過去に固執の青年、そして慈悲深い老僧の死。
生きとし生けるものが、生き死んでいく。
名作です。
えり子

えり子