ぴよまろ

モンキーボーンのぴよまろのレビュー・感想・評価

モンキーボーン(2001年製作の映画)
2.5
人気漫画家である主人公が、不慮の事故をきっかけに悪夢の世界に迷い込み、自身が作ったキャラクター「モンキーボーン」と共に、悪夢の街から現世に戻ろうとする、ダークファンタジー+ブラックコメディ。

主人公スチュとモンキーボーンがさまよう世界「ダーク・タウン」が、悪夢を表現した世界で、可愛いと気持ち悪いと恐ろしいを足して割った世界観が、見どころ。というよりも、それ以外の面白さは正直薄いです。(あ、死神のボス役であるウーピー・ゴールドバーグは見どころの一つ?)

本作の象徴である、モンキーボーンが良くも悪くも暴れまくり目立ちまくりなので、このキャラクターを受け入れられるかどうかで感想が変わってくると思います。このモンキーボーンが、見た目は可愛らしいアニメキャラなのに、やってくることが度を超えてくるので、現世の主人公の行く末とか、ヒロインジュリーの一生懸命さが、かわいそうになってしまいます。そこがブラックコメディ的ではあるのですが。
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