ロク

モンキーボーンのロクのレビュー・感想・評価

モンキーボーン(2001年製作の映画)
3.8
内気な少年の股間から突然現れた制御不能な猿が暴れ回るアニメ「モンキー・ボーン」が世界的大ヒットとなり一躍人気者となった原作者のスチュだったが金儲けのために自分を利用しようと群がってくる業界人に嫌気がさして恋人と共に逃げようとした時に交通事故に遭い意識不明となってしまう。脳内深くにある悪夢世界「ダーク・タウン」へと落ちた彼の魂は自身が生み出したモンキー・ボーンと出会い2人で協力して無事死神から元の世界へと戻るためのパスを盗み出すことに成功するが地上世界で好き勝手に暴れ回りたいと考えたモンキー・ボーンが裏切り彼の身体を乗っ取ってしまう事態が起こってしまう!「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」、「ジャイアント・ピーチ」、「コララインとボタンの魔女」などストップモーションアニメの第一人者であるヘンリー・セレック監督初の実写映画化作品となる本作はイマジネーション豊かなストップモーション・アニメとブラックな笑いが散りばめられた実写を絶妙なバランスで融合させた作品で面白かったです。ディズニーピクサー映画「インサイド・ヘッド」や「ファイトクラブ」との類似点も多い作品なので両作との見比べをしてみるのも面白いですよ!
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