夜行列車に乗ったカリート

エイリアン2の夜行列車に乗ったカリートのレビュー・感想・評価

エイリアン2(1986年製作の映画)
3.3
ジェームズ・キャメロン監督。
リドリースコットが生んだエイリアンシリーズの第2作目。

前作から救助されたリプリーは、50年以上ものコールドスリープから目覚める(猫も)。そこでウェイランド社のバークから、海兵隊と一緒に音信不通である惑星を探査してくれないかと頼まれる。エイリアンを駆除するという約束のもと、彼女はそのチームに同行することにする…。

謎の生物の襲撃というホラー作品だった1作目に対し、今回はアクション性の高いエンタメ路線に仕上がってます。
路線変更したことで、1より大衆的で面白くなっていると思います。

海兵隊の雰囲気がイケイケで、この時代の映画っぽくて良いですね、楽しくなります。ジェームズ・キャメロンらしい、車両やメカ、海兵隊の装備もゴキゲンな感じ。
表現はどことなくターミネーター。

この作品でもエイリアンを完璧な生命体と表現していますが、今回のエイリアンは銃で撃たれると簡単にズタズタになります。あの重厚なデザインからはアンマッチで、そこは残念な部分。

卵を産むクイーンの設定は良く、仲間と協力したりパワーローダーを駆使して戦うのにもエンタメ性があります。このあたりはキャメロン監督の技でしょう。

猫の変わりに今回は女の子を探す。
そして恒例行事のように脱出船に乗り込んでくるヤツ。