曲がったことが大嫌いな暴れん坊の勝新太郎が殺し屋にスカウトされる60年代市川崑監督作品
冒頭からカーチェイス、マブみたいに人間を投げ飛ばす勝新、暗い中シルエットで魅せる殺り合いなど、ちょいちょいセ…
このレビューはネタバレを含みます
青暗い夜の海沿いで人物がほとんどシルエットになってるところとか、画面の殆どが地面の構図とかめちゃくちゃかっこよかったな…でもちょっと変な場面あったな、勝新が傾いてる電柱をまっすぐに戻す場面とかドヤ顔…
>>続きを読む勝新太郎 主演
市川崑 脚本、監督作品
腕っぷしの強いタクシー運転手で江戸っ子の八百(勝新太郎)はある日、殺し屋グループからスカウトされる
社会の悪を消すというグループの指令に賛同して仲間に…
このレビューはネタバレを含みます
スコセッシはこれを観たのだろうかという驚きがまず、、
あくまでも正義な八百、勝新のピュアな瞳がよく似合う
機械いじりの船越英二が良かった、銃の解体
ストーリーは精密でなくラストの急なメロドラマ感に…
タイトルと内容の乖離は兎も角、かなり楽しんだ。お話は気になるものの(不意に登場しまくる江利チエミ)、画面が常に格好良い。海沿いの岩場のシーンにちょっと感動。そもそもオープニングのクレジットの突然の入…
>>続きを読む小西康陽が監修した大映のスチール写真集の表紙になっていたのをきっかけに鑑賞。
市川崑のモダンでスタイリッシュな世界観と勝新の庶民的な暴力性のミスマッチを意図的に表現した作品だと思うし、実際に綿密な…
勝新版『タクシードライバー』のような感じで始まり、『必殺仕置人』となったり。最後は(ファースト)『ルパン三世』の最終話のような終わり方。舞台も最後は夢の島だしね。(^^)
しかし、いずれも、時の前…