トガシパンダ

マイ・ガールのトガシパンダのレビュー・感想・評価

マイ・ガール(1991年製作の映画)
4.5
2をみたくて1から再鑑賞。優しいお話。お父さんが婚約指輪を女性にあげて悲しむベーダと初めてキスをして、彼女を喜ばせようと嬉々して落とした指輪を探しに森に出かけるトーマス・Jが物語の最初からずっといじらしい。ベーダも周りの様々な出来事に感化されて成長していく。初めてメイクをしてもらってハリウッドに行くわ、と腰を揺らして外を出る描写が彼女の性格と、11歳のませた可愛い女の子をよぉく表しているなと。

大人たちの心情も描かれている。亡くなる人に同情して気を落とすだけでなく、彼ら彼女らは思い出と共に心にあるのだと顔を上げること。天国があると思う気持ちに救われること。残された私たちは生きているのだということ。


2018年8月9日
死んだことなんてないから、生きていることを人は忘れてしまう
死は否定的なイメージがあるけれど、きちんと見つめることで、より良く今を生きていけるのかもしれないな、と
そして、愛を伝えるのを忘れきゃいけない