kazu1961

マイ・ガールのkazu1961のレビュー・感想・評価

マイ・ガール(1991年製作の映画)
3.8
▪️Title : 「マイ・ガール」
Original Title :「My Girl」
▪️First Release Year:1991
▪️JP Release Date :1992/03/07
▪️Production Country:アメリカ
🏆Main Awards :※※※
🕰Running Time:102分
▪️Appreciation Record :2020-283 再鑑賞
▪️My Review
後半からの急展開、心が痛みます。そしてベーダの詠むラストの詩、大人への成長の証なんですね。後半は泣かされました。。
本作、父子家庭で育った11歳の多感な少女と幼なじみの少年との、友情と淡くて幼い恋を通して、少女の心の動き、悲しさ、機微そして成長を謳い上げた作品です。
天真爛漫な少女を演じるアンナ・クラムスキーと繊細で優しい少年を演じるマコーレー・カルキンの小さなカップルがキュートな魅力を振りまいています。『ホーム・アローン』のコミカルな印象が強いマコーレーが打って変わってデリケートな演技で魅了し、後半は泣かせてくれます。
父親を演じたダン・エイクロイド他、ジェイミー・リー・カーティスなど演技巧者の大人たちが子役の二人をしっかりと支えている、少し心が痛いけど(心の切なさはしっかり残りましたが。。。)最後は爽やかに少女の成長を謳い上げた作品です。
物語は。。。
舞台はペンシルヴェニア州マディソン。ベーダ(クラムスキー)は、葬儀屋を営むやもめ暮しのハリー(エイクロイド)と少し老人性痴呆症気味の祖母と暮らす11才の女の子。遺体に死に化粧を施すために美容師のシェリー(リー・カーティス)が雇われ、ハリーとシェリーは次第に接近して行きます。近所に住む幼なじみのトーマス(カルキン)と父の恋の邪魔をするベーダだったが効果は全く無し。やがて、ベーダとトーマスの間にも恋心が芽生えるのですが。。。
そんな少女の初々しい成長物語が、時には面白く、時に切なく描かれた心温まる秀作です。

▪️Overview
1970年代のアメリカの田舎町を舞台に繰り広げられる、11歳の少年と少女の淡く切ない初恋物語。監督はハワード・ジーフ、脚本は、AFI出身のローリス・エレワニー・撮影はポール・エリオット、音楽はジェームズ・ニュートン・ハワードが担当。出演は、アンナ・クラムスキー、マコーレー・カルキン、ダン・エイクロイド、ジェイミー・リー・カーティス 。
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