StormHunter

サンタ・サングレ/聖なる血のStormHunterのレビュー・感想・評価

3.8
・あらすじ
サーカス団長のオルゴとブランコ乗りコンチャの間に生まれたフェニックス。オルゴは女たらしのサディスト。ある日父の浮気現場を発見した母は、彼の下半身に硫酸を浴びせるが、これに激怒した夫は彼女の腕を切断し、自らも喉をかっ切って果てる。この一部始終を目撃したフェニックスはショックの余り精神を病んで施設に収容された。やがて成長した青年フェニックスは、病んだ精神を母の狂気に操られて、女すべてへの身の毛もよだつ復讐を繰り返すが……。

『エル・トポ』『ホーリー・マウンテン』と観てきたホドロフスキー作品。
気になってて、ようやく鑑賞できました!
これまでに比べるとキ○ガイレベルは低めで、ストーリーも分かりやすかったです。
思ったよりしっかりサスペンス要素があって、トラウマによる幻覚に悩まされる主人公の復讐劇という感じでした。

ホドロフスキー監督は恐らく、変な儀式が大好きなんだと思います。変な機械に棒を差し込んでイかせてみたり、銃と虫取り網を戦わせてみたり、ゾウの死体を箱に入れて崖から落としてみたり、よくそんな儀式を思い付くもんです。
まあそこが大好きなんですけどね👍

ホドロフスキー作品を初めて見る方には、今作がオススメです。今んとこ1番観やすいので。

という訳で、気になった方は是非✅
StormHunter

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