はづき

千羽づるのはづきのレビュー・感想・評価

千羽づる(1989年製作の映画)
5.0
話は知っていたけど、映像で見ると
戦争の原子爆弾による人の後遺症は身体的だけでなくて
いつ自分にどんな症状が出てくるか分からない恐怖とか
精神的にも大きいんだなと改めて思った。
自分の病状の数値を記録して死が近づいていることが分かっても、気を遣っておかあさんにべったり甘えられないところが心に残った。
1980年代に作られたもので、とてもリアルに感じた。
原爆のことは怖いというより、悲しいという印象が強くなった。
この映画を観れてよかった。
はづき

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