あかちゃ

千羽づるのあかちゃのネタバレレビュー・内容・結末

千羽づる(1989年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

戦争が終わってからも続いている苦しみが伝わってきました。

涙無しには観ることができない。

「原爆症」を発症した禎子ちゃんはまだ12歳であり、運動もスポーツも万能、これから楽しい人生を送るはずだったのに、、、、、

禎子ちゃんは、同室の女の子と肩を借りて泣いたあの場面から、一切泣いてなくて、
自分の赤血球の数を記している時も、淡々としていて、、
苦しみを周りに見せない強い女の子だったのかなと感じた。

普段から、両親が美容師で忙しい環境の中で育った禎子は、あまり甘えることがなかったが、病気になってもなおあんなに強いとは12,3歳だとは思えない。

同級生達もいい子ばかりでよかった。
旧友として、像を建てようという行動が起こせるのは素晴らしいことだ。
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