このレビューはネタバレを含みます
戦争が終わってからも続いている苦しみが伝わってきました。
涙無しには観ることができない。
「原爆症」を発症した禎子ちゃんはまだ12歳であり、運動もスポーツも万能、これから楽しい人生を送るはずだったのに、、、、、
禎子ちゃんは、同室の女の子と肩を借りて泣いたあの場面から、一切泣いてなくて、
自分の赤血球の数を記している時も、淡々としていて、、
苦しみを周りに見せない強い女の子だったのかなと感じた。
普段から、両親が美容師で忙しい環境の中で育った禎子は、あまり甘えることがなかったが、病気になってもなおあんなに強いとは12,3歳だとは思えない。
同級生達もいい子ばかりでよかった。
旧友として、像を建てようという行動が起こせるのは素晴らしいことだ。