たむランボー怒りの脱出

ニッポン無責任野郎のたむランボー怒りの脱出のレビュー・感想・評価

ニッポン無責任野郎(1962年製作の映画)
3.0
他人の家の庭の木を勝手に切り倒して駐車場に改造した植木等が隠居モードに入ろうとしてたおばあちゃんを駐車場の管理人につかせ労働社会にダイブさせる。この時代はギャグだったのかもしれないけど、普通にいまこんな感じの社会やからな……。アナーキーだが信念があるのかどうか分からない、少なくとも倫理観はないしただ撹乱することが目的という感じのアナーキーさがドストエフスキー『悪霊』のピョートルっぽい。