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『父ちゃんのポーが聞こえる』に投稿された感想・評価

感動を期待したんだけどなぁ、、、ある種の毒キノコ映画だった。

父ちゃん役の小林桂樹さん、台詞の一語一語をはっきり宙に刻みつけて動作にも入魂。整音の良さもある? ほかの役者さんたちも全員まるでストーリー性充分のラジオドラマやるように発声を端々まで大切にしてる。ノッコちゃん役の吉沢京子さんは、硬さも初々しさも派手さも張り切り方も現代邦画に通じる。

病や死を扱うからといってお涙頂戴映画にはしたくない、という監督のすばらしい闘志と裏腹に、中盤(恋心)ぐらいから展開(と一部の演出)がややベタになっていき、しばらくはすべて許容範囲内だったんだけれども、、、、終盤やっぱりお涙頂戴ロイヤルストレート! 泣き虫な私が何と何と、男泣きの父ちゃんを見ながら爆笑しそうになっちゃった。ゴメンネ。
追い詰められキャラに魂を入れすぎた桂樹さんが、後妻(美しい司葉子さん)を精神的に虐待したその後のケア場面を台本に用意してもらえなかったために、暴れん坊な印象のままラストへ行った。それが少々悪かった。むしろ機関助士丸山役の藤岡琢也さんにだけ、ちょっぴりだけ泣かされそうになった。。。(泣かなかった。)

てことで、運転席(で私語するのは本当はチョットだけども)を惜しげもなくしょっちゅう映してくれる、SL萌え用の映画でもある。(しかし終盤にアレが来ちゃうから萌えも引っ込む?)

養護教員役の吉行和子さん、若くて華奢。
パン屋役の佐々木勝彦さん、太眉が微妙。台本的にも、もっと彼を引きずりたかった。
ソレが主題ってわかるけども父一人娘一人みたいな映画になっちゃって、冒頭以外にお姉ちゃん(森るみ子さん)は登場しないんだね。。

映画が結局キノコやバナナであろうとも、桂樹さんは一級品だ。ともかく。それと、監督が言ってるとおり、ヒロインの詩は怒りの時が一番イキイキしてた。
難病で余命いくばくもない少女の生きた証


小林桂樹特集にて。いやあ、泣けましたなあ。

本作品でも小林桂樹はよきお父さんを静かに熱演。彼はSLの機関士です。奥様に先立たれてしまい、長女の結婚を機に再婚をするころ、からストーリーが始まります。
中学生の次女(吉沢京子)は急に四肢の動きが悪くなってしまい、入院を余儀なくされますが彼女はハンチントン病に冒されており、当時の医学では死を待つ他...というお決まりのパターンではあるのですが、家族や友人達の繊細な心遣いの描写がまた良かったなあ。

S Lからディーゼルに転換されていく時期でもあり、若くもない父がディーゼル機関士の免許を取る描写がある一方、SLの力強さ(本作品では高原のポニーことC56が登場)や温かさも花を添えてたな。

機関士助手は小林桂樹の名相方、藤岡琢也のハチャメチャぶりと、最後の人情にぐっときたあ。

涙なしには見られない作品でした。でも心はほっこりしました。
mitakosama

mitakosamaの感想・評価

3.7
スカパーにて。前情報無く見たら凄い良かった。
どうも実話を元にしたらしい。

機関士の父ちゃん(小林桂樹)。娘ノリコ(吉沢京子)に無踊病(ハンチントン病)になり全身麻痺。

父ちゃんの同僚に藤岡拓也。機関車の釜焚きを担当して、機関士の試験は落ちまくり。呑むと絡む。でもノリコちゃんを可愛がっていて養女に欲しがるくらい。
非常に面倒くさいが、どこか憎めない。人間臭い人。

序盤、わざとらしく転ぶノリコちゃん。実は病気だとわかり学校と併設した病院に入院。

割と心の中の声を上乗せしてる。
「私は何で生まれてきたんだ」「父ちゃんなんか来なくても良い」「私は一人だ」「好きな人が出来た。フワフワする」など、本来ならダサいと思っちゃう演出。

でも症状が重くなり身体が動かなくなり言葉も発せられなくなると、心の声演出が実に染みる。

症状が悪化し奥地の病院に転送したが、病室に聞こえるように汽車の汽笛を鳴らす。
コレがタイトルの元。
だが、事故で父ちゃんも入院。変わりにウザ友の藤岡拓也が汽笛を鳴らす。それがノリコちゃんが聞いた最後の汽笛になる。泣ける。

父ちゃんも苦悩するが、最終的に娘の死を踏まえて生きていく。
介護に悩む側の救いになって終わるのが嬉しい。

機関車の描写も良いね。劇中でも電車への移り変わりを示唆している。無くなる運命の汽車だが、序盤は山道・中盤は街中を走ることで表している演出が心憎い。

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