鍋山和弥

丹下左膳 百万両の壺の鍋山和弥のネタバレレビュー・内容・結末

丹下左膳 百万両の壺(2004年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

『丹下左膳』シリーズは、だいたい、権力者に、反発ものが、多かった印象だったのだが、今作は、それが、薄い印象。『丹下左膳』、『お藤』、『安坊』の、血の繋がりの無い、親子愛の絆が、中心で、これ『丹下左膳』?という印象。でも、『丹下左膳』ですとして見なきゃ、親子愛の感動があって、普通に、邦画って感じのする映画。アクション活劇って感じの映画じゃない。家族愛ものの、邦画って感じ。100万両の壺を、めぐるドラマって感じじゃない。いつもの『丹下左膳』を、イメージすると、失敗する。娯楽時代劇として見らず、家族ものとして見よう。ちょっと、『丹下左膳』ファンは、取り込めなさそう。ファン層獲得には、失敗じゃないかな?アクション活劇を期待すると、退屈に感じるが、邦画ファンは、感動する。
鍋山和弥

鍋山和弥