小説は読んでいないけれど、簡単に言ってしまえば、四姉妹のあれやこれや映画。
ネットであらすじを見る限り、原作四部作のうち、二作目までを内包している様子。
各キャラクターも原作通りだと思うけど、映画だとやはり細かいところを描き切るには限界があるかw
前半は次女のジョーに焦点を当てつつも四姉妹がキャイキャイしているのがメインだけど、だんだんジョーにフォーカスしていき、終盤はほぼ彼女の独壇場。
性格がバラバラな四姉妹の日常の中で、それぞれの苦悩や対立、悲しい出来事などが目まぐるしく起こるストーリーは観ていて飽きない。
1868年の時点で、結婚を女性の幸せと捉えず、自分のやりたいことを優先するジョーのような生き方はかなり特異に映ったのではなかろうか。
とはいえ、最終的には夢も家族も手に入れてるから、何だかんだで彼女が一番勝ち組(この言い方好きではないけど)なんじゃないかと思った(笑)
あと、白黒だからか、四姉妹の年齢差がパッと見で判別できず、誰が誰の上か下かがわかりづらいw