X-MEN 3部作の前日譚にあたる物語という位置付けのストーリー。
プロフェッサーXとマグニートーの出会い、そしてなぜ彼らが対立してしまったのかが描かれる。
メインはプロフェッサーXこと、チャールズ・エグゼビアとマグニートーこと、エリック・レーンシャーのW主演といったところか(ややマグニートー側がメインではある)
マシュー・ヴォーン監督の少しグロい部分が垣間見えるシーンもありつつも、X-MEN前日譚を描き切ったものになっていたと思う。
少々語りの部分も多く、ヒーローアクションかと言われるとシーンとしては少ないのではないかと感じる。
とは言え、マグニートーが船を真っ二つにするシーンなど、見応えのあるシーンが随所にあり、CGが楽しめるものになっている。
またヒュー・ジャックマンのカメオ出演に関しては、思わず笑ってしまった。実はスカウトしてたのか!そして、断られて、断念したのか!
前日譚とは言え、一作目との設定に矛盾があったりもするので、完全な前日譚ではないところもあるように思えた。
細かい部分が気になってしまったものの、主役2人の関係性がとてもよく描かれていた。