スティーヴン・キング原作×トビー・フーパー監督とあらば自ずとときめいてしまうもの。U-NEXTで本日配信終了。
黒沢清×篠崎誠のトークショー付きで、昨年夏に新文芸座にてS・クレイグ・ザラーの大傑作『トマホーク ガンマンVS食人族』と同時上映されていたらしく、“洗濯プレス機”という名の“食人族”が襲いかかる本作と並べるには相応しいラインナップ。
そんな本作、フーパー作品として観ると正直『悪魔のいけにえ』や『スポンティニアス・コンバッション/人体自然発火』等の傑作に比べて中弛みや作りの弛緩っぷりは目立つ。
ただ、『エルム街の悪夢』のフレディ役でお馴染みローバート・イングランド扮する工場長の"ビル"の不気味な存在感(※『博士の異常な愛情』の博士をも思わせる)や、終盤の『エクソシスト』的な畳み掛けるオカルト狂気展開は目を見張るものがある。
